オンライン・レッスン(更に詳しくマイク選び)
音楽のレッスンをする上で、音声は非常に重要になってきます。
スピーカー(聞く)に関しては、大抵のイヤホンやヘッドホンをすれば十分な音質を得られますが、マイク(集音する)に関しては、タイプによる向き不向きや値段によっても音質が左右されてきます。同種の製品でも個体差があるので、一概には言い切れませんが、傾向として以下の5ランクに分けてみました。
今回の比較、結論を言うと、作りがしっかりしている(少しでも重みがある)方がマイクとしては良い傾向があります。また、周囲に雑音がある場合には → ヘッドセット、雑音がなく静かな場合には → USBコンデンサー・マイク 或いは タブレット内蔵マイク、がお勧めです。
5位 100均のイヤホンマイク
当然ですが値段相応の音質です。使えないことはないですが、端子の接触不良なども起き易いかもしれません。ダイソーなどでは200円、300円の物も売っており、多少は良いのかとは思いますがどうでしょう...?
4位 スマホ・iPhone に付属のイヤホンマイク
スマホに付属してくるイヤホンは、基本イヤホンマイクになっていると思います。私は、iPhoneに付いて来たイヤホンマイク(名称:EarPods with 3.5 mm Headphone Plug 価格:2200円)を使用する事がありますが、聞くのも集音するのも割と良いです。
3位 ヘッドセット
イヤホンマイクよりも、更にリモート作業には適しています。マイク部分に関しては、イヤホンマイクとそれ程の差はないかもしれませんが、ケーブルの長さや形状的に装着感は良いです。子供の場合、耳がまだ小さくてイヤホンが入らない場合などにも良いかもしれません。
2位タイ USB接続タイプ
3.5mmジャックに比べると、出力が良くなり、音もクリアになる傾向があります。端子の接触不良も起こりません◎
2位タイ タブレット・iPadの内蔵マイク
これが意外に良いです。そもそも、テレビ電話などでの使用を想定されていて、部品もある程度のものを使用しているからでしょうか。問題点としては、集音範囲が広くなるので、雑音があるところでの使用は向かないかもしれません。
1位 USBコンデンサー・マイク
こちらはマイクに特化しているので、もちろん音質は最良です。ボリュームのつまみが付いている物を選ぶと便利ですね。周囲に雑音がない環境でしたら、こちらをお勧めします。USBで直接接続できるシンプルさも魅力です。
※コンデンサー・マイクとは簡単に。マイクには2種類あります。電力を使うタイプと使わないタイプ、コンデンサーは電力を使うタイプで、こちらの方が高性能・高価・取扱注意の傾向です。USBのものに関しては、そこまで神経質になる必要もないかもしれませんが、一応ケーブルを接続する際に、可能であればボリュームをオフ或いは最小にした方が良いかもしれません。衝撃にも比較的弱いとされているので、お取り扱いもそれなりに。
ちなみに、マイクは接続すると自動的に切り替わるはずですが、もし替わらない場合には zoom画面左下のマイクのアイコン、横のとんがりをクリックすると、認識されていて使用可能なマイクとスピーカーが一覧されますので、使いたいものにチェックを入れて下さい。
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