保護者のための音楽講座(音符編)

先日 zoomミーティングにて、保護者さまを対象に音楽基礎講座を開催しました。ご参加下さった皆様、レッスンへのご理解ご協力頂きまして誠にありがとうございます。以下、先日のざっくりした内容です。 


「楽譜は見た目で弾く」 という方法もあります。


楽譜は長い歴史の中で様々な工夫が施され、音楽を奏でるための必要かつ十分な情報(単にドレミだけでなく、高低や長さなど)が書き込まれています。心地良い音楽の楽譜は、見易く、読み易く、つまりとても分かり易く出来ています。


それらの利点を生かすには、まずは俯瞰して、大きな流れを捉えて下さい。

上下関係、上がったり下がったり。黒い音符、白い音符。密か空白か。  


基準となる音符はいくつか覚えておくと助かります!

そしてそこから、次の音程(音の程”度”)がどれくらいなのか:

2度(見た目:階段、もしくは双葉の芽・リボン → 鍵盤:すぐ隣)

3度(見た目:線上~線上 or 線間~線間、もしくはお団子 → 鍵盤:一つ飛ばし)

4度(見た目:少し開いた線上~線間 → 鍵盤:二つ飛ばし)

5度(見た目:開いた線上~線上 or 線間~線間 → 鍵盤:三つ飛ばし)

を判断して、楽譜をドレミとして読むのではなく、楽譜の見た目を鍵盤(それぞれの指)の幅に置き換えます。


この方法は、ドレミに置き換えるというステップを省くことで、楽譜を読むのを楽にするのが目的です。あくまでも目安ですが、少し意識してみると楽譜と仲良くなれるかもしれません。ご自身の学習や、お子様をサポートする際に役立てて頂ければ幸いです♪